今、求人広告業界で増えてきている成果報酬型サイトとは、文字通り、「何らかの成果があった場合にのみ、報酬=料金を支払う仕組み]のサイトです。 求人サイトの成果報酬制には大きく分けると(応募単価制・面接単価制・採用単価制)の3つがあります。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
1, 応募課金制 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
「応募」があった場合に一定の料金が発生するシステム。 相場的には、アルバイトの場合は1応募3,000円前後、社員の場合は5,000円〜7,000円前後が多く、電話課金システム(バイトルドットコムなどが以前行っていました)を持っているサイト以外は、ほとんどのサイトでは電話応募は禁止されています。単純に電話応募は応募があったかどうかの確認がサイト運営元でできないからです。 基本的に掲載料金は無料ですので、求人出稿企業様からすると、出稿に対するリスクは低いですが、サイト運営元からすると、問題(トラブルの元)が最も多いのが応募単価制ではないでしょうか。 なぜなら、応募があったものの面接にこないという率が高いと俗に言う「サクラ」疑惑を持たれる可能性があります。地域・業界により異なりますが、バイト媒体では面接率40〜50%、社員媒体では70%が平均値なのでこの率が低くなればなるほど「サクラ」ではないかという疑惑をもたれやすい状況が発生します。 また広告費の回収がとても難しい(不払いが多い)という状況があります。これは掲載料が無料なため、初めから払う気のない企業・店舗が集まりやすいということもあります。 重複応募や明らかなイタズラ応募などをどうするかなど、無料でのスタートで、且、応募という誰でも目に見えずに行えてしまう段階ですので、事前のしっかりとした取り決めが必要です。 ですので、求人サイトでは現在あまりこの「応募単価制」を使用しているサイトは少ないです。 この方式を採用している主要サイトは、マイナビバイトやワークゲートなどになります。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
2、面接課金制 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
応募よりも一段進んだ「面接」に至った場合に一定の料金が発生するシステム。 過去に大手サイトが導入していましたが、最近では導入しているところは少ないです。 なぜなら、面接に行ったかどうかをサイト運営元で判別することが難しいからです。 電話または応募フォームのどちらかの方法で応募してもらうサイトが大半ですが、業務量の問題から原則的に応募後の面接などのやりとりにはサイト運営元が関わらないことが多いため、 応募後にその応募者がどうなったか(面接に行ったか、採用されたか)は、出稿企業に電話なりメールなりで尋ねるしかありません。 つまり、サイト運営元で応募後の状況が分からない以上は、「ウソ」を付かれる可能性が非常に高いというリスクがあります。 ですので、最近では、次にご紹介する「採用課金制」が主流になってきています。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
3、採用課金制 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
「面接」よりもさらに進んだ「採用」に至った場合にのみ、一定の料金が発生するシステム。 システムの仕組みは、 ■1.企業様が応募者を採用に採用 ⇒2.採用された応募者が祝い金を申請 ⇒3.申請を企業が承認⇒課金 、と大まかな流れはこのようになっています。 この仕組みを導入しているサイトの多くは、「採用祝い金」や「就職支度金」など採用時の『お祝い金』をセット導入しています。 例えば、1採用単価15,000円の場合、一人採用すると15,000円を出稿企業から頂戴し、そのうちの3000円を応募者(採用決定者)にお祝いとして支払う仕組み。この場合ですと、サイト運営元の利益は12,000円となります。 採用されたかどうかについては、「採用申請フォーム」というフォームから応募者にメール連絡してもらい採用確認をしているところが多いです。 このフォームから連絡しないと「お祝い金」をもらえないという「採用申請フォーム」の導入により、サイト運営元はかなり確実に採用確認を行うことができるので、応募、面接課金制に比べると、確実に運営が出来るようです。 「採用課金制」を運営している主要サイトは、ジョブセンスやラピジョブになります。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
■既存媒体と成果報酬型サイトとの違い | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
※成果報酬型サイトは確かに余計な経費もかからず、魅力的なようですが、一つ大きな問題があるとすれば、求人募集の一番の問題、欲しいときにすぐ人が欲しい!!といったときにすぐに応募があるかというと、・・・。という状況もまだあります。 既存の掲載料金を支払って募集をだすという求人広告では、期間も一定期間と決まっていて、こなければすぐにでも次の手段を考えられるということも出来ます。 あくまで求人広告は、業務上、メインの業務ではありません。多少お金がかかってもすぐに稼動できる人に来てもらわなければ、本来の自社の仕事が回らないのですから。既存の求人媒体と成果報酬型サイトを上手く使い分けるということが大事です。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||
■代表的な成果報酬型サイト | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
TOP > 成果報酬型サイトとは |
[トップページへ] | |||||||||
|
掲載料金無料!
完全成果報酬型!
無料キャンぺーン有!